出入国在留管理庁と財務省税関は2026年9月24日、成田空港第1・第2ターミナルにおいて、入国審査と税関申告の手続を一度の端末操作で完結できる「共同キオスク」の本格運用を開始した。両ターミナルに計177台が導入されている。
共同キオスクの機能
📌 主な機能
- パスポートを端末に置き、カメラによる顔認証を用いて入国審査・税関申告手続を一括で実施
- 端末を操作する旅客とは別の人物が指紋を提示した場合に検知する不正検知機能を搭載
- 車いす利用者と健常者が区別なく利用できるユニバーサルデザインを採用
- 画面に次の操作を促す案内文・アニメーションを表示
導入の経緯と他空港での実績
共同キオスクは、出入国在留管理庁と財務省税関が連携して運用する電子システムである。2025年4月以降、羽田空港(第2・第3ターミナル)、成田空港第3ターミナル、関西空港、福岡空港に順次導入されており、成田空港第1・第2ターミナルへの導入は、これに続くものである。政府が掲げる「2030年に訪日外国人旅行者数6,000万人」という目標の達成に向け、入国・帰国手続の円滑化を進める施策の一環として位置付けられている。
利用者への影響
従来、入国審査と税関申告は別々の手続として行う必要があったが、共同キオスクの導入により、これらを一度の端末操作でまとめて処理できるようになる。事前に「Visit Japan Web」で情報を登録しておくことで、キオスクでの手続をより円滑に進めることも可能である。
まとめ
- 出入国在留管理庁・財務省税関が2026年9月24日、成田空港第1・第2ターミナルで共同キオスクの本格運用を開始
- 両ターミナルに計177台を導入、入国審査と税関申告を一度の端末操作で完結
- 顔認証・指紋なりすまし検知機能、車いす対応のユニバーサルデザインを搭載
- 2025年4月以降、羽田・成田第3ターミナル・関西・福岡の各空港に順次導入されてきた流れに続くもの
入国・帰国時の手続きの流れは今後も見直しが続く可能性があるため、渡航前には最新の運用状況を確認しておくことが望ましい。在留資格に関する各種手続についてご不明な点があれば、さくら中央法務事務所(法務省認定申請取次行政書士)にご相談ください。